●2002年10月5日(土) 小野先生Tutti 於:森下文化センター |
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小野先生はN響のビオラ奏者として活躍されている。他の先生方は指揮者なのだが、唯一専門指揮者以外でTuttiを見てくださる。一番の強みは一流プレーヤーからの視点でどう演奏すべきなのかというのを、私達に教えてくださるところ。
もっともそれ以前に小野先生のTuttiにおける表現や比喩がめちゃ面白く、笑って吹けないこともしばしば。非常に人気の高い先生でファンが多い。
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小野先生のTuttiは非常に人気が高い。音楽レベルの高さはもちろんのこと我々に分かる言葉でかつ笑いのとれる(?)話術の巧みさ、さらには自分で楽器を取り上げられて弾いて見せてくれる熱意!弦楽器のみならず管楽器も勉強になり、かつ楽しみな練習である。
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●2002年10月20日(日) 上野先生Tutti |
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上野先生は本来アマオケの下振りなどを頼める方では無いのだが、前々回あたりから団員のコネ(?)で振ってくださっている。きっちりとして音楽作りと、無駄の無い練習運びは本当に素晴らしい。ちなみに偶然だが妻の高校の同級生でもある。(^^;;
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初の合唱合わせ(合唱団から見ればオケ合わせ)とあって緊張と楽しみが互いに交錯する。大好きな時である。
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オケ団員にとって歌が入ると音楽が2次元から3次元に広がる気がする。歌もオケ合わせでは同じ感覚を持つだろう。これもカペレの醍醐味だ。
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この日はモストリー・クラシックの取材が入った。練習風景の撮影は別の種類の適度な緊張感を醸し出していた。最後に撮った全員写真が本当に良く撮れていて皆喜んでいた。
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●2002年11月10日(日)ボッセ先生Tutti 於:オーチャードホールリハ室 |
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皆がドキドキして迎えたボッセさんの練習。はじめはテンポの速さに圧倒されるだけだったのだが、そんなことより根本的なベートーベンのイメージの修正を余儀なくされた。ベートーベンの音の形やフレージングを実現するために、発音や弓の使い方、イメージの持ち方、極限のピアニッシモなど基礎的な限界を常につきつけられつつ、上を目指すことを求められ、めきめきと上がっていく手応えを感じることができた。
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